PCで音楽制作 その2

☆MIDIからヘッドホン(インナー)へ

(前回のあらすじ) 携帯の着メロに満足できなくなったため、本格的なMIDI データ制作を目指すことにした私は、MIDIデータ制作に詳しい人を探した。 そして、J.Tさんとの運命的な出会いを果たすことが出来たのであった。

MIDIに詳しい人……。あっ、そういえば、近くのグループには評価用のMIDI機器も 多いし、噂によるとJ.TさんはMIDIにも詳しいらしいから聞いてみよう。

私「こんちは。J.TさんってMIDI関係のこととか詳しいですか?」
J.T「ええ……まあ、わかることでしたら」
私「VAIOでソフトMIDI音源を使ってMIDIの打ち込みをしようと思うんですが、 最近のいいシーケンサーソフトって何かご存知ですか?」
J.T「それなら、Cakewalk(ケークウォーク)がいいですよ」

・・・即答ですか!? さすがはスーパーなサウンド・エンジニア。きっと、 ハッタリじゃなくて、きちんと評価してるんだろうなあ。ならばこの質問は?

私「Rolandの対抗ということで、YAMAHAのXG Worksもありますけど、そちらですとどんな感じですか?」
J.T「YAMAHAだけ使うんでしたらいいですけど、クセが強いからやめて おいた方がいいです。私ならCakewalkをお勧めしますけど」

なるほど、やっぱりちゃんと評価していたのか。ここは信用しても良さそう!

というわけで早速、新宿のヨドバシカメラでCakewalk Home Studio 9を買い ました。CakewalkにはソフトMIDI音源のVIRTUAL Sound Canvas 3.2(以下VSC) が添付しています。これはDTMでほぼ標準の音源であるSC-88Proと互換性が あるので安心。そこでいよいよ、MIDIの打ち込みを始めることにしました。 曲は某PC/Dreamcast用ゲームのオープニング曲です。これはJASRAC非登録で、 さらに、ユーザーが耳コピした曲を無料配布することをメーカーが許可して いるので安心です。最初は練習ですから、これをコピーすることにします。

手順としては、原曲をMP3化したデータをVAIOのハードディスクに入れます。 CakewalkとVSCもVAIOで動作しますから、両方がミックスされた出力をVAIO に接続したヘッドホンで聞くわけです。原曲を聴いて音を拾いながら、楽器 別に入力します。最初に聞き取れた楽器は、ボーカル→フルート、ピアノ、 ストリングス、ドラムセット、フルート、マリンバ、ハープシーコード、ベ ース、ブラス。ここまでやって、もうこれ以上他の音を聞き取ることができ なくなりました。

私「打ち込みやってるんですが、もうこれ以上音を聞き取れないんですよ」
J.T「いま、何で聞いてます?」
私「このヘッドホンです」

私はいままで使っていたMD Walkmanの添付ヘッドホンを見せました。

J.T「そうですか。それなら、これを使ってみてください」
私「そ、それは一体!?」(つづく)


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