PCで音楽制作R その5

☆楽器別のパラメータの作り込み方(続き)

・ピアノ

ピアノは、キーボード(シンセ)と似たルール(奏法)ですから、データの作り 方はわかりやすいと思います。ただ、ピアノらしさを演出する場合はピアノ の奏法を参考にします。

ピアノはシンセより音域(鍵盤の数)が広いこと、ダイナミックレンジ(強弱) が大きいことが目立ちます。また、より高度な演奏テクニックが利用される ことがあります。

打ち込みで目立ちやすい欠点として、クォンタイズのかけすぎがあるので、 開始タイミングを完全に揃えないこと。また、飾り音は一定の間隔にしない ようにします。

55:04:090 E5   71    30 * この3つの音はタイミングを先頭揃え
55:04:095 C#6  66    30 * E5を目立たせるため、わずかに大きめにする
55:04:105 D6   66    30
56:01:000 F#6 100    30   この音が重要なので、強くする(100)
56:01:057 B5   50    20 * 次の音の飾り。30ほど弱くする
56:01:060 C#6  80    30   この基本音のタイミングを060に揃える
56:01:087 C#6  40    20 * 次の音の飾り。30ほど弱くする
56:01:090 D6   70    30   この基本音のタイミングを090に揃える
                          先のC#6より弱めにする
56:02:027 A5   45    20 * 次の音の飾り。30ほど弱くする
56:02:030 B5   75    30   この基本音のタイミングを030に揃える
56:02:057 B5   40    20 * 次の音の飾り。30ほど弱くする
56:02:060 C#6  70    30   この基本音のタイミングを060に揃える
                          先のB5より弱めにする。上のC#6,D6より弱い
56:02:110 E5   45    20 * A5の飾り。30ほど弱くする
56:02:115 F#5  45    20 * A5の飾り。30ほど弱くする
56:03:000 A5   75    30   この基本音のタイミングを000に揃える
56:03:030 B5   70    30   先のA5より弱めにする
56:03:060 A6   40    30 * A5のオクターブ上の飾り。30ほど弱くする
56:03:060 A5   70    30
56:03:090 F#6  35    30 * F#5のオクターブ上の飾り。30ほど弱くする
56:03:090 F#5  65    30   A5よりやや弱めにする
56:04:030 D6   40    30 * D5のオクターブ上の飾り。30ほど弱くする
56:04:030 D5   70    30
56:04:060 C#6  35    30 * C#5のオクターブ上の飾り。30ほど弱くする
56:04:060 C#5  65    30   上のD5よりやや弱めにする
56:04:090 D6   35    30 * D5のオクターブ上の飾り。30ほど弱くする
56:04:090 D5   65    30   上のD5よりやや弱めにする
57:01:000 B4   65 4:000 * 基準の音(B4)を大きくする
57:01:002 C#5  35 4:000 * 中間の音を弱めにする(コードの響き方を参考に)
57:01:003 D5   30 4:000 * この5つの音はタイミングを先頭揃え
57:01:005 F#5  35 4:000 * ただし、間隔は不定にする
57:01:007 B5   50 4:000   最後の音もやや強めにする

(つづく)

注: この記事では、Last regrets(作詞・作曲・著作権者: Key)の楽曲を耳コピして制作したMIDIデータの複数のバージョンを引用しています。


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