PCで音楽制作K その1

MIDI関連で2001年に流行したものや普及が進んだものがいくつかあります。USBオーディオ機能搭載機種が増えましたし、WDMドライバも安定度が増し、対応アプリも増えました。そのため、MIDI/Audio統合編集をする人も着実に増えているようです。

上のようなハード・ソフトの進化とは別に、ACIDと言う簡易楽曲制作手法も伸びていて、関連商品がよく売れているようです。そしてまた、携帯電話の着メロも16和音が基本となったことから、本格的な演奏が求められるが故にMIDI開発環境の出番となったようです。

・iモードの16和音着メロ

いつものようにPC系のニュースサイトを見ていたら、ケイタイ関連の記事で16和音着メロのデータ作成法が紹介されていました。着メロのデータはMIDI ファイルから変換して作ることもできるようです。そこで早速Googleで適当 なキーワードを入れて、変換ソフトのサイトを探してみました。確かに数件 見つかりました。

変換ソフトの開発状況を見てみると、詳細なデータフォーマット定義が公開 されているわけではなく、各作者が独自に解析しているようです。

iモードの着メロは、iメロディーと呼ばれており、拡張子はMLDです。MIDI の標準的なフォーマットをベースにしてはいるようですが、フォーマットが 独自らしいのと、サブセットであることがわかりました。

さらに、詳細な仕様に統一性がないらしく、(503シリーズ初期は)FM音源系 の機種とPCM音源系の機種にはデータの互換性が無いそうです。

細かいところはやってみないとわからないので、データを作ってみることに します。MIDI→MLD変換ソフトは、フリーのものを使うことにしました。

以前作ったMIDIファイルを、着メロ用に修正します。いわゆるDTM音源は、 同時に64〜128の音を出すことができますが、着メロは16(一部機種は24)が 最大発音数なので音を削る作業が必要です。また、iモードの仕様のため、MLDファイルの大きさを10KB以内に抑える必要もあります。

PCM音源系のSO503iは、わりとあっさりと変換できました。また、仕様制限の厳しいFM音源系のN503iもまた容易に正しく演奏できました。そこでいろいろな機種で動作確認したところ、ある一社の機種だけは途中で演奏が中断する問題が見つかったのです。

私 「今度はMIDIデータを携帯の着メロにしてみましたよ」
J.T「へえ、すごいですね。スピーカは、これはしょうがないか」
私 「ところで、某社の携帯だけ演奏が中断するんですよ」(つづく)


→戻る