PCで音楽制作2002 その5

・耳コピ・入力編

MIDIで打ち込みをするときはふつうはMIDIキーボードを使うと思いますが、私はノートPCのタッチパッドとキーボードしか使っていません。その部分は読み替えてください。入力の手順はこんな感じです。

1. ドラムセット以外のパートをラフ入力する
SONARで入力トラックの設定をしてから譜面ウィンドウを開きます。これは楽譜とほぼ同じ表示なので、音符を順番に入力していきます。音の長さは、音符の長さ(4分音符なら例えば960)で、ベロシティは100のまま入力します。

SONARの場合に楽譜と違うのは、実際のMIDIデータ(音の開始と長さ)に近い音符が表示される点です。8分音符や16分音符は正確に表示しますが、それ未満の長さや、ずらした開始時刻については適当に丸められます。

2. ドラムセットのパートをラフ入力する
入力トラックの設定をしてからピアノロール・ウィンドウを開きます。これは多くのMIDI編集ソフトにある機能で、上下に音の高さ、左右に時間軸方向のグラフ形式で入力・編集します。ドラムセットは音の高さ別に楽器が配置されていますが、左側に楽器名が表示されているのでわかりやすいです。

ドラムセットは、一部の楽器を除いて音の長さは無視されるので8分音符で入力します。音の長さが有効な楽器や、8分音符より細かく演奏する部分は適当な長さで入力します。この段階ではベロシティは100のままにします。

3. 音の大きさの編集(ベロシティ)
音量の編集には2つの方法があり、ベロシティは楽器の演奏の強弱、ボリューム(CC#7)とエクスプレッション(CC#11)は音量の増減です。丁寧に編集する場合はベロシティで設定しますが、手を抜く場合はエクスプレッションで。

音符を一つずつ編集する場合は、譜面ウィンドウで音符を右クリックして、音符のプロパティ・ダイアログを開いて編集します。連続で編集する場合はイベントリスト・ウィンドウが便利です。

曲の一部(例えば9〜16小節)をまとめて編集したい場合は、譜面ウィンドウやピアノロール・ウィンドウで音符をまとめて選択してから、編集−ベロシティスケールで同じ値を設定します。ドラムセットで特定の楽器を選択するには、ピアノロール・ウィンドウで左端の鍵盤をクリックします。

4. 音の長さの編集
スタッカートなどの長さを変える奏法や、フレージングを与えるには、上と似た方法で「音の長さ」を編集します。複数の音符をまとめて変更するには、音符を選択してから編集−長さで「%指定」する方法もあります。フレージングの編集は、ピアノロール・ウィンドウで、ノート・イベントの右端を左右にドラッグして調整する方法が簡単です。(つづく)


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