PCで音楽制作2002 その6

・耳コピ・出力編

高品質なデータにする場合は基本的な打ち込みの後で編集作業を続けますが、そうでない場合はこのままMIDIファイルやMP3ファイルを作成します。

1. パート間のバランスを見直す
音源やスピーカー・ヘッドホンによって各パートのバランスが変わるので、最後にもう一度音量を見直します。

対応音源が複数ある場合は、なるべく多くの音源で確認します。例えば、SC-88Pro以上ならば、SC-88Pro/8820/8850/D70(/VSC3.2)で確認するのが望ましいです。携帯着メロでもauでは音源が2系統、NTTドコモでは3系統以上あるので、できれば各系統の音源で確認します。

ヘッドホンで確認する場合も、製品によって特性が違うため聞え方が変わるので2つ以上の種類で確認します。打ち込みにはf特がフラットで高解像度なものが使いやすいですが、リスニングに使われるものはf特が調整されていたり、解像度が低いものも多くあります。

Cakewalkではトラック・ウィンドウでMixタブを選択すると、操作が楽です。

2. MIDIファイルの出力
Cakewalk SONARでMIDIファイルを作成するには、メニューでファイル→名前をつけて保存を選び、ファイルの種類から「MIDIファイルフォーマット0」を選び、ファイル名を指定します。

MIDIファイルを作成したら、SONARでの再生だけでなく、TMIDI PlayerやWindows Media Playerなど複数のMIDIプレーヤーで再生して、動作を確認します。データがおかしい場合は正常に再生できないことがあります。また、曲名などが正常に表示されることも確認します。

3. MP3ファイルの出力
Cakewalk SONARでMP3ファイルを作成するには、まずMIDIデータをオーディオデータに変換します。オーディオ関連の設定を正しく行ってから、メトロノーム・ツールバーで、メトロノーム音の出力を禁止します。

それからSONAR上でオーディオトラックを作成し、オーディオトラックをARM(録音待機)にしてから、録音を開始します。PCによってはスクロール表示でノイズが入ることがあるので、余分なウィンドウは消したり最小にします。

次に、曲の前後の余分な無音状態をカットするため、オーディオトラックを編集します。クリップを分割してから、不要なクリップを削除します。最後に、必要なクリップを選択してから、メニューでファイル→オーディオのエクスポートを選び、ファイル名やフォーマット、タグを指定します。

MP3以外の圧縮フォーマットを使いたい場合は、いったんWAVファイルで出力してから他のアプリで圧縮します。MP3ファイルを作成したら、WinampやWindows Media Playerなどで確認します。(おわり)


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