PCで音楽制作X その2

前回に続けて2002年上期の出来事を振り返っています。

3. GM音源に慣れよう

従来の音源(SC-88Pro/8850等)は様々な音色を詰め合わせたタイプですが、新しい音源(SD-90)は基本音色とそのバリエーションがメインです。そこで、GM音源相当の音色で打ち込みをすれば、移行しやすいと考えたのでした。

GMは、GSやXGの下位仕様で、携帯の着メロと近いレベルの仕様です。また、WebページのBGMとして確実に利用できるのもGMです。そこで、WebページのBGMとしての利用を前提に打ち込みをすることにしました。

BGMとするのにはもう一つ理由があります。日本国内で音楽に関する著作権管理を行っているのは社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)ですが(*1)、JASRACが管理する楽曲をWebページのBGMとして使用する際の手続きや料金が明確になったので、実際に使っても問題ないか確かめようと思ったのです。

打ち込みは、I'veさんが作曲した某アニメのBGMをGMレベルの仕様でやってみました。使える音色が限られるだけでなく、エフェクターも使えないのでかなりの妥協が求められます。また、同じデータを複数の音源で確認すると音源毎の波形の違いなどもよく実感できます(SD-90、SC-88Pro、MU128、Microsoft GS Wavetable SW Synthでずいぶん違います)。

なお、実際にBGMとして使う際には、GSやXGの初期化コードを付加しました。

4. GM音源に慣れよう2

続けて、歌モノ(主題歌)の打ち込みに挑戦してみました。

歌モノは、BGMと比べると投入されている音が多くて大変です。GMは、同時発音数も減るので、本当のGM音源対応データにするには相当音を削らないといけないので、現在のGS音源やXG音源の実力なら鳴るはずという仮定に頼ってしまいます(笑)。

ところで、JASRAC管理楽曲をBGMに使用する許諾を得るには、そのサイトにJASRACが管理しない楽曲を置いてはいけないというルールがあって、やむを得ずサイトを分割して対応しています。これはかなり理不尽なルールなので、早く無くして欲しいものです。他の著作権管理会社の管理楽曲を同一サイトに置けないという問題に発展すると思うのですが。(つづく)

参考サイト

社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
http://www.jasrac.or.jp/

*1 最近法律が改正され、他社も著作権管理業務に参入可能になりました。


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